今年最後のしそ仕事 しその実漬け作り

家庭菜園

 しそは本当に優秀です。こぼれ種から勝手に育って、葉っぱをそのまま利用できるのはもちろん、しそ酒、しそ茶として楽しむことができます。葉っぱが少し固くなってきても花が咲いて、ちょっとした彩りに刺し身などに添えることできます。そして最後がしその実です。醤油漬けや塩漬けにすることによって、半年はしその香りを楽しむことができます。

 今年もしその実の醤油漬けと塩漬けを作りました。冒頭の写真のボール2杯分で、下の写真のザルの一杯分です。結構多く見えるかもしれませんが、瓶にスプーンでしっかり押し込めば、500mlの瓶1本分にしかなりません。今年はボール4杯分を仕込みました。

 ボール4杯分ともなると、庭でしその穂を切り取り、家に持って入って洗って実だけをこそぎ落とす作業はそれなりに大変です。腰が痛くなってきますし、しその実をこそげ落とすと、しそのアクで手が黒くなってきます。ですが、時期を逃すとしその実が固くなってしまうので、来週また半分というわけにはいきません。これが今年最後のしそ仕事、頑張りました。

 詳しい作り方は、「シソの実の醤油漬けと塩漬けの作り方」をご覧ください。実をこそげ落とすのは大変ですが、それを乗り切れば、醤油漬けの方は瓶に押し込んで醤油を入れるだけ、塩漬けの方はきちんと塩の分量を計って全体に馴染ませる必要がありますが、それほど面倒ではないと思います。これでしばらくはおにぎりの具や、豚肉のしゃぶしゃぶの味付け、サラダ、冷奴などの薬味として楽しむことができます。ほんとにありがたいです。

 写真は上が醤油漬け、下が塩漬けです。塩漬けと同じ200ccの容器には、醤油漬けも作っています。まずは大きい方の醤油漬けから食べ始め、それがなくなったら小さい方の瓶のものを食べます。小分けにするのが、カビの繁殖などを抑えるためには有効です。

 今年の家庭菜園、トマトとキュウリの種を撒くのが遅れてしまい、キュウリは今頃収穫の最盛期になりました。我が家ではお化けキュウリと読んでいる1本で約500gの重さのものもあります。ちょっと油断したり、葉っぱの陰に隠れて見つけられないでいると、すぐにお化けになってしまいます。これはこれで、虫食いなどで固くなった部分の皮は剥いて美味しくいただくことができます。

 今回は、特大の1本と、それに次ぐ2本の合計約1kgで漬物を仕込みました。いつもは「ご飯がすすむキュウリの酢醤油漬け」でご紹介したレシピで作るのですが、今年は女房殿が別のレシピをみつけてきて、それが美味しかったので、そちらで作っています。

 以下が異なる点です。
  ・スライスする厚みを約7mmにして、パリパリの食感にする
  ・砂糖は入れないで、辛口にする
  ・赤唐辛子の代わりに生姜の千切りを入れる
 福神漬のような味と食感になります。これも今度レシピ集に追加しておきたいと思います。

 その他にも家庭菜園では9月末に以下の作業をしています。
 ・白菜、キャベツ、春菊の苗の植え付け
 ・ホームタマネギの球根を買いそびれたので、高いけど苗を購入して植え付け
 ・大根の種まき

 それからトマト、種まきが遅れたとはいえ、7月頃からは収穫できるのではないかと期待していたのですが、花が咲いても実がつきませんでした。なんでもトマトは気温が32℃以上になると、花が咲いても実がつかなくなるとか。ようやく最近、青い実が大きくなって、もう1〜2周間で収穫できそうな雰囲気になってきました。猛暑の影響がこんなところにも出ていました。

 これからも、さつまいもの収穫やサヤエンドウの種まきなど、色々とやることがあります。最近はnoteにLinux関連の記事を書く方に力が入ってしまって、家庭菜園の投稿がおろそかになっていましたが、こちらも小まめに書くようにしたいと思います。

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